2019年9月20日 17:56 | 無料公開
カジノを含む統合型リゾート施設誘致に向け、調査費用を盛り込んだ補正予算を可決した横浜市議会=20日午後
横浜市議会で20日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致に向けた調査費用など2億6千万円を盛り込んだ、総額34億9100万円の補正予算が賛成多数で可決、成立した。市は事業者選定のための調査を委託する監査法人やコンサルタント会社を選び、実施方針の作成を進める。
市は候補地を山下公園に隣接する山下ふ頭(中区)とする。ただ、港湾業者らが加盟する横浜港運協会は誘致に反対して移転を拒んでおり、混乱も予想される。
市によると、事業者は77万〜100万平方メートルの施設を想定しており、2千万〜4千万人の年間来場者のうち、カジノ利用者は2〜4割を見込む。