空き部屋知り遺体隠したか、埼玉 小4男児殺害

進藤遼佑君の遺体が見つかった自宅のある集合住宅を調べる捜査員=18日午前10時13分、さいたま市見沼区(共同通信社ヘリから)

 さいたま市見沼区の集合住宅敷地内で住人の小学4年進藤遼佑君(9)の遺体が見つかった殺人事件で、死因は首を圧迫されたことによる窒息だったことが19日、捜査関係者への取材で分かった。埼玉県警は、何者かが首を絞めて殺害したとみて、目撃情報の収集や防犯カメラの映像解析など捜査を進めている。

 遺体が入れられていた電気メーターなどを収納する「メーターボックス」は、進藤君一家の居室と対面する空き部屋のものだったことも判明。県警は、空き部屋の存在を知る何者かが発覚を免れるために置いた可能性もあるとみて調べる。

 捜査関係者によると、集合住宅は3階建ての教職員住宅。


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