右代の出場承認されず 陸上の世界選手権

右代啓祐

 陸上男子十種競技の右代啓祐(国士舘ク)の世界選手権へのエントリーが国際陸連に認められなかったと17日、日本陸連関係者が明らかにした。

 右代は4月のアジア選手権を制して参加資格を獲得。6月の日本選手権で優勝したことで、日本陸連が代表に決めた。だが、国際陸連は一部種目の各地域王者については「選手のレベルに基づいて」資格の有無を判断すると定めており、この部分に該当したとみられる。

 十種競技の出場枠は24で世界選手権参加標準記録は8200点。右代の今季ベスト7872点は世界48位にとどまっている。今後、辞退者が出た場合などは出場の可能性があるという。


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