スケボー岡本ら女子はメダル有力 男子は強化を

 【サンパウロ共同】東京五輪の追加種目スケートボードのパークは、15日閉幕した世界選手権で今季の五輪予選対象大会3戦が終了した。日本代表を派遣するワールドスケートジャパンの宮沢武久理事は「女子は五輪で複数のメダルが見込める。男子は厳しいが、残り約11カ月の強化で可能性を見いだしてほしい」と五輪イヤーを展望した。

 女子は岡本碧優が全勝。現状で敵は見当たらず、独走状態だ。四十住さくらは2位に2度入り、開心那と中村貴咲も表彰台に立った。

 一方の男子は3戦で一人も決勝に進めず、米国勢やブラジル勢との差を痛感。課題は滑走時の加速力で、海外の強豪に見劣りした。


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