「佐藤」と「鈴木」ゆかりで連携 栃木・佐野と和歌山・海南

和歌山県海南市役所を訪れ、「海ニャン」(中央左)らと記念写真に納まる栃木県佐野市のゆるキャラ「さのまる」=9日午前

 日本人の中で最も多い名字の「佐藤」姓ゆかりの地とされる栃木県佐野市のゆるキャラ「さのまる」が9日、2番目に多い「鈴木」姓発祥地の和歌山県海南市のイメージキャラクター「海ニャン」に会いに海南市役所を訪問した。

 海南市は鈴木姓発祥の地として知られる国史跡「鈴木屋敷」があり、復元のため「企業版ふるさと納税」などで資金を募り、全国的に注目を集めた。

 佐野市も「佐藤さんゆかりの地」を押し出した地域再生計画が8月に内閣府に認められており、地域おこしの起爆剤にしようと両市は連携を考えていた。

 神出政巳海南市長と佐野市の吉田直生参与が連携プロジェクトの親書を交換した。


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