付け人に暴力、貴富士から初聴取 相撲コンプライアンス委

 大相撲の十両貴ノ富士(千賀ノ浦部屋)が付け人の序二段力士に暴力を振るった問題で、日本相撲協会のコンプライアンス委員会が7日、貴ノ富士から初めて聞き取りを実施した。

 協会担当者によると、東京都内で約1時間半、事情を聴いた。内容などについては明らかにしなかった。必要に応じて再度聞き取りを行う可能性もある。同委員会は調査を続けて処分を協議。秋場所後の26日に開かれる協会理事会で最終的に処分が決まる見通し。

 貴ノ富士は「貴公俊」のしこ名だった昨年春場所中にも付け人を殴打し、1場所出場停止処分を受けた。


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