2019年9月3日 14:21 | 無料公開
カシオ計算機の「Ｇ―ＳＨＯＣＫ」の１号機（国立科学博物館提供）
国立科学博物館は３日、未来に引き継ぐべき「重要科学技術史資料（愛称・未来技術遺産）」に、衝撃に強い腕時計として人気の「Ｇ―ＳＨＯＣＫ（ショック）」１号機や、世界初のポータブルＣＤプレーヤー、現存する国産ペニシリンの入った容器など、２６件を新たに選んだと発表した。
博物館によると、１９８３年に登場したカシオ計算機のＧショックは、耐衝撃性能が高く、アウトドアやスポーツでの腕時計着用を身近にしたことが評価された。ソニーのポータブルＣＤプレーヤーは、外出先でＣＤを聴く生活スタイルを定着させる起爆剤となった。同社の製品は後に「ＣＤウォークマン」に統一された。
