訪日客トラブル、27%が懸念 市区町村、渋滞や騒音

 日本を訪れる外国人旅行者の増加による住民生活への影響について、全体の27%に当たる465市区町村が「今後、問題が起きる懸念がある」とみていることが25日、共同通信アンケートで分かった。交通渋滞や騒音、私有地への立ち入りといったトラブルが観光地周辺で発生しており、5%の93市区町村は「問題が起きている」と回答。来年の東京五輪・パラリンピックに伴って地方を訪れる外国人客が増えれば拡大も予想される。

 影響を懸念する465市区町村に具体的な内容を尋ねたところ「多言語対応の遅れに伴うトラブル」が54%で最も多かった。


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