廃炉要請、具体的回答せず 柏崎刈羽で東電、地元に

 東京電力が、新潟県柏崎市の桜井雅浩市長から求められていた柏崎刈羽原発1〜5号機の廃炉計画について、具体的な回答を避ける方向で検討していることが23日、関係者への取材で分かった。桜井氏は同原発6、7号機の再稼働を容認する条件の一つとして、廃炉とする基数など具体案の提示を求めており、対応が注目される。

 東電は同日、小早川智明社長が26日に桜井氏と面会すると発表した。

 桜井氏は、原子力規制委員会による6、7号機の審査が終盤を迎えた2017年7月、1〜5号機いずれかの廃炉を盛り込んだ計画を提出するよう東電に要請。


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