2019年8月22日 18:25 | 無料公開
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、探査機はやぶさ2が採取した小惑星りゅうぐうの試料が入ったカプセルを、オーストラリア南部の砂漠に投下させる計画だと発表した。
砂漠ははやぶさ初号機も試料カプセルを投下した場所で、ウーメラという町の北西に位置する。オーストラリア空軍が管理する。JAXAはカプセルを安全に落下させることができ、初号機の経験を生かせると説明した。
JAXAの吉川真准教授は「一度回収に成功しており変更は不要と判断した。最終許可の取得に向けて現地との手続きを進めていく」と話した。
はやぶさ2は来年末にカプセルの放出を予定している。