クライミング、野口が銀で五輪へ 世界選手権女子複合

女子複合で銀メダルを獲得し、表彰式で笑顔を見せる野口啓代(左)。中央は優勝したヤンヤ・ガルンブレト、右は3位のショーナ・コクシー=エスフォルタアリーナ八王子

 スポーツクライミングの世界選手権第9日は20日、東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子で8人による女子複合の決勝が行われ、30歳の野口啓代(TEAM au)が銀メダルを獲得し、2020年東京五輪代表に決まった。昨年の大会から始まったこの種目で日本勢初の表彰台。

 5位に入った野中生萌(XFLAG)ら上位7人(1カ国・地域2人まで)が五輪出場の前提となる「参加資格」を獲得した。日本協会は参加資格を手にした日本勢最上位の1人を五輪代表にすると定めていた。15歳の森秋彩(茨城県連盟)が6位、17歳の伊藤ふたば(TEAM au)は7位だった。


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