2019年8月11日 16:04 | 無料公開
13日午前3時ごろの空
夏の夜空の風物詩「ペルセウス座流星群」が見頃を迎えた。国立天文台によると、13日夜にかけ活動が活発になる。今年は月が明るいため見にくいが、雲のない地域では月が沈んだ後の13日未明から明け方が好条件で、1時間に約30個の流星を観測できそうだという。
国立天文台は「目が屋外の暗さに慣れるまで、15分は観測を」と話している。
流星群は彗星が軌道上に残したちりの中を地球が通る際、大気に突入したちりが高温になり発光する現象。ペルセウス座近くの放射点から流星が四方八方に散って見える。
ペルセウス座流星群はしぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と並び、三大流星群と呼ばれる。