オブジェ火災で学生2人在宅起訴 5歳の男児死亡、父親も重傷

東京・明治神宮外苑のイベント会場で、男児が死亡した火災現場の木製オブジェを調べる捜査員=2016年11月7日午前9時50分

 東京・明治神宮外苑のイベント会場で2016年11月、木製オブジェが燃えて、中で遊んでいた幼稚園の男児=当時(5)=が死亡した火災で、東京地検は1日、重過失致死傷の罪で、オブジェを展示した日本工業大(埼玉県宮代町)の22歳と21歳の男子学生2人を在宅起訴した。業務上過失致死傷容疑で書類送検された同大教員ら4人は不起訴処分とした。

 起訴状によると、学生2人は16年11月6日午後4時40分ごろ、大量の木くずで装飾されたオブジェ内で、投光器の白熱電球を点灯して放置。約35分後に出火し、男児を焼死させたほか、助けようとした父親に重傷を負わせたとしている。


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