2019年7月27日 21:24 | 無料公開
打ち上げられる小型ロケットMOMO4号機。高度約13キロで落下して打ち上げは失敗した=27日午後、北海道大樹町(インターステラテクノロジズ提供)
北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」は27日午後、自社開発の小型ロケット「MOMO(モモ)」4号機を同町の実験場から発射、高度約13キロで落下して打ち上げは失敗した。5月に発射した3号機は民間単独開発のロケットとしては日本で初めて高度100キロ以上の宇宙空間に達したが、2度目の宇宙到達はならなかった。
同社によると、4号機はエンジンが緊急停止し、大樹町沖約9キロの海上に落下したとみられる。同社は3号機に続いて打ち上げを成功させ、ロケットの本格的な商業化を目指していた。
4号機は全長約10メートル、直径約50センチ。