NHK朝ドラ、来春から土曜休み 働き方改革、制作現場の負担軽減

NHK放送センター=東京都渋谷区

 NHKは24日、月―土曜の週6日放送している連続テレビ小説(朝ドラ)を、来春スタートの新作「エール」から、土曜の放送をやめ週5日にすると正式に発表した。制作現場の負担軽減が狙いで、働き方改革の一環。

 木田幸紀放送総局長は同日の定例会見で、新作は、収録に手間がかかる超高精細の4Kで制作すると説明。「制作期間が延びると予想される。スタッフや出演者の働き方を考慮した」と話した。

 週5日への短縮により1作品の放送回数は従来の156回から130回(東京制作の場合)に減る。空いた土曜の枠はダイジェスト版を放送する選択肢も含め検討中。1回15分の放送時間は変更しない。


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