仏南部の原発、猛暑で一時停止 パリで40度超の予報も

 【パリ共同】フランス電力は23日までに、今週続くと予想される猛暑のため、南部ゴルフェシュ原発2基を同日以降一時停止すると明らかにした。地元メディアが伝えた。パリでは25日に40度を超すと予測されている。

 同原発はガロンヌ川の水を原子炉の冷却に利用し、川に排出する。生態系に悪影響を与えないよう、川の水温が一定水準を超えないよう規制されている。2号機は23日から、1号機は24日からそれぞれ停止し、30日に再開する予定。

 フランスなど欧州は6月末にも熱波に見舞われ、同国南部では本土の観測史上最高となる46度を記録した。


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