観測史上最も暑い6月に 世界の陸地・海面

 【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO)は19日、今年6月は欧州やインドなど各地に熱波が襲来した結果、世界の気温が上がり、観測史上最も暑い6月になったと発表した。地球温暖化が世界的な気温上昇につながっており「より厳しい熱波が頻発する恐れがある」と警告している。

 WMOは米海洋大気局(NOAA)、米航空宇宙局(NASA)、日本の気象庁などのデータを解析。NOAAによると、6月の世界の陸地と海面の温度は、観測が始まった1880年以来の平均値より0・95度高く、6月として最高だった。


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