2019年7月17日 12:44 | 無料公開
【ニューヨーク共同】世界の違法ネットワークを調査する米シンクタンク「C4ADS」は16日、国連安全保障理事会の制裁決議で禁止されている北朝鮮によるぜいたく品調達についての報告書を発表し、2015〜17年に日本車256台を含む自動車803台を輸入していたと指摘した。
ロシアの会社を通じた輸入で、内訳は高級車ブランド「レクサス」を含むトヨタ自動車のものが211台、日産自動車が43台、三菱自動車が2台だった。
報告書は、北朝鮮がさまざまな手口で約90カ国からぜいたく品を調達しているとして、監視体制を強化すべきだと提言した。