参院選、自公が改選過半数へ堅調 改憲勢力3分の2微妙、終盤情勢

国会議事堂

 共同通信社は第25回参院選について14〜16日、全国の有権者約4万3千人を対象に電話世論調査を実施し、終盤情勢を探った。取材も加味すると、自民、公明両党は改選124議席の過半数63を超え70台に乗せる勢いを保つ。安倍政権下の憲法改正に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2以上の議席を維持するかどうかは微妙だ。立憲民主党は改選9議席から倍増の20台が望める。国民民主党は改選8議席の維持が厳しい。共産党は改選議席の確保、日本維新の会は改選議席の上積みを視野に入れる。

 投票先を未定とした人は選挙区40・5%、比例代表40・7%あった。


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