米大統領「国に帰ってはどうか」 非白人女性議員らに、差別と批判

トランプ米大統領のツイッターで標的にされた女性議員ら(手前の3人)。右から3人目はオカシオコルテス氏=12日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は14日、自分に批判的な民主党の非白人の女性下院議員らに対し「国に帰ってはどうか」とツイッターに投稿した。民主党議員やメディアから「人種差別」「国の分断を図る外国嫌悪の発言」と非難が噴出し、波紋を広げている。

 トランプ氏は議員名は挙げなかったが、急進的な主張でペロシ下院議長ら民主党指導部ともあつれきが表面化している女性議員4人を指したとみられる。3人は米国生まれ。1人は元ソマリア難民で、子どもの時に逃れて米国籍を取得した。


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