ペダル踏み間違い対策拡充へ 車各社、後付け可能な装置開発

 自動車のペダルの踏み間違いによる事故が相次いでいることを受け、車メーカー各社は販売済みの乗用車に後付けできる加速抑制装置の発売に乗り出す。既に手掛けるトヨタ自動車とダイハツ工業に加え、日産自動車やホンダなども市販化を表明。安全技術の適用を新車に限らず拡充する。

 石井啓一国土交通相は9日の閣議後の記者会見で、後付け装置に関し「性能認定制度の創設、来年度からの実施について検討を進める」と述べ、改めて普及に意欲を示した。国交省は国内メーカー8社に装置の開発計画の策定を5日に求めており、石井氏は「メーカーにおける装置の開発が強く望まれる」と語った。


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