関東甲信、東北で日照少なく 埼玉・熊谷で10日間に2時間弱

 気象庁は8日、関東甲信、東北の太平洋側で日照時間が少なくなっており、今後さらに2週間程度はこの状態が続く見込みとして農作物の管理に十分注意するよう呼び掛けた。この間、気温も平年より低くなりそうだ。

 気象庁によると、6月28日〜今月7日の日照時間は埼玉県熊谷市で同期間の平年比5%の1・8時間にとどまっている。他の観測点でも関東は平年の20%を下回っている所が多く、東北太平洋側で60%前後の所が多い。

 前線や湿った空気の影響を受けやすかったことが原因。今後はオホーツク海高気圧からの冷たく湿った空気も入り込むため、気温がかなり低くなる地域があるという。


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