琴ノ若に母校が化粧まわし贈呈 新十両、埼玉栄高

母校の埼玉栄高から化粧まわしを贈られ、相撲部の山田道紀監督(右)と写真に納まる琴ノ若=6日、愛知県一宮市の佐渡ケ嶽部屋宿舎

 大相撲の新十両琴ノ若に6日、母校の埼玉栄高から化粧まわしが贈呈された。愛知県一宮市の佐渡ケ嶽部屋宿舎で披露され、スクールカラーでもあるオレンジ色の新品を手にし「プロを目指すと決めた時点で目標の一つだった。感慨深い」と喜びに浸った。

 父は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)、祖父は元横綱琴桜という21歳のホープ。注目の場所に向け「緊張よりも楽しみ。(幕下以下の)今までは7日間だったが、15日間相撲が取れる」と待ちわびる。場所前は兄弟子で幕内の琴恵光や琴勇輝に胸を借り「稽古場も楽しかった。充実している」と笑みを浮かべた。


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