ライチョウが自然ふ化、富山 人工繁殖事業で初

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富山市ファミリーパークで誕生したニホンライチョウのひな。左は母鳥=4日(同パーク提供)

 富山市ファミリーパークは5日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウのひな8羽が自然ふ化したと発表した。環境省によると、同省などが2014年から計画を策定して取り組む人工繁殖事業で、自然ふ化したのは初めて。

 富山市によると、8羽は飼育中の雌が5月28日から6月12日にかけて産卵した10個の卵からふ化した。うち1羽は間もなく死んだ。7羽の体長はいずれも約6・5センチ。今後は母鳥がひなを育てるのを見守るという。

 同パークでは17年以降、飼育する雌が産んだ卵の人工ふ化に2年連続で成功。18年には母鳥の抱卵による自然ふ化を試みたが、ふ化しなかった。