2019年7月3日 16:03 | 無料公開
調整する貴景勝=名古屋市の千賀ノ浦部屋宿舎
右膝に不安を抱える大関貴景勝は3日、初のかど番となる大相撲名古屋場所(7日初日・ドルフィンズアリーナ)の出場可否を、取組編成会議前日の4日に最終判断する方針を示した。
この日は名古屋市北区の千賀ノ浦部屋で幕下以下の力士と7番取り「あと1日状況を見てベストな状態で臨みたい。出る気持ちでやっている。不安や恐怖心は全くない。自信もある」と出場に前向きな意向を強調した。
相手に体重をかけさせてじっくりと前に出て膝の状態を確認し、ぶつかり稽古では出稽古に来ていた十両明瀬山に胸を出した。貴景勝は「みんなが思っているほど悪くない。簡単に言えば万全に近い」と語った。