9条への自衛隊明記に反対55% 参院選候補に政策アンケート

国会議事堂

 共同通信社は第25回参院選の立候補予定者を対象に政策アンケートを実施し、6月30日までに269人から回答を得た。憲法改正を巡り、安倍晋三首相(自民党総裁)が提起する9条への自衛隊明記に55・4%が反対し、賛成とした30・1%を大幅に上回った。改憲論議の是非を聞くと「必要」が62・5%で、「不要」の30・5%の倍以上となった。参院選後に優先すべき政策課題(複数回答)で最多だったのは社会保障改革の54・6%。憲法改正は7・1%にとどまった。

 自民党の9条改憲案には公明党候補の46・2%が反対を選択。自民との温度差が明確となった。


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