温暖化で260兆円の経済損失 労働生産性が低下と国際労働機関

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 【ジュネーブ共同】国際労働機関(ILO)は1日、地球温暖化が進めば高温により職場での労働生産性が低下し、2030年には世界で推計2兆4千億ドル(約260兆円)の経済損失がもたらされる可能性があると発表した。

 特に屋外での作業が多い農業と建設部門への影響が大きいと指摘。各国政府や経営者らはこれらの現場で働くことの多い、移民や非正規労働者、ワーキングプア(働く貧困層)への「高温対策を緊急に取る必要がある」と訴えた。

 一般に高湿度で気温が35度を超えると熱中症にかかりやすくなり、作業中の事故も増え、労働生産性は落ちるとされる。