2019年7月1日 17:32 | 無料公開
大町山岳博物館でふ化したニホンライチョウの4羽のひな=6月30日、長野県大町市(同博物館提供)
国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウの人工飼育に取り組む長野県大町市の大町山岳博物館は1日、4羽のひながふ化したと発表した。性別はまだ分かっていないという。
同博物館によると、飼育しているライチョウ6羽のうち、つがいを形成した雌が5月末から約1カ月かけて17個の卵を産んだ。6月27日午後1時に最初の1羽がふ化し、29日午前4時までに計4羽が誕生した。4羽は体長約6センチ、体重は約16〜19グラムで健康だという。