ボクシング元世界王者が練習公開 36歳高山、7月にアマデビュー

アマチュアデビュー戦を控え、練習を公開した高山勝成=24日、大阪市

 プロボクシングの元ミニマム級世界王者で、2020年東京五輪を目指す36歳の高山勝成(名古屋産大)が24日、大阪市内で練習を公開した。7月6日開幕の全日本選手権愛知県選考会(名古屋工学院専門学校)がアマチュアデビュー戦となり「うれしい気持ちでいっぱい。待たされた分、リング上で爆発させたい」と意気込んだ。

 練習ではシャドーボクシングや軽快なフットワークなどを披露した。

 高山はプロで世界主要4団体を制覇。東京五輪を目指し、昨秋にアマチュア登録が認められた。36歳での挑戦に「年齢への不安はない。自分が挑戦している姿に、何かを感じてもらえたらうれしい」と語った。


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