レスリング、福田会長が9期目へ 協会で再選

 日本レスリング協会は22日に東京都内で理事会、評議員会を開き、役員改選で福田富昭会長(77)を再選した。任期は2年。スポーツ庁が策定した競技団体の健全運営指針「ガバナンスコード」で理事の在任期間を原則10年に制限する規定などが盛り込まれているが、来年の東京五輪目前で混乱を避けるため、2024年度までに適用を求める「猶予措置」で9期目を迎える。

 新たに副会長に就任する富山英明氏は「(会長再選は)満場一致。東京五輪までは今の体制で行くことが基本」と説明した。高田裕司専務理事や西口茂樹強化本部長は留任した。


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