弥生遺跡の「鵜を抱く女」に一石 ウでなく、抱いてもおらず?

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 弥生時代の土井ケ浜遺跡(山口県下関市)で、「鵜を抱く女」として知られ、女性の骨と一緒に見つかった鳥の骨が、従来考えられてきたウミウではなく、フクロウの仲間の可能性が高いことが、北海道大総合博物館の江田真毅准教授(動物考古学)らの研究グループの調査で分かった。

 鳥の骨に動物がかじったような跡があることも、既に判明。鳥の骨が女性の左胸付近で見つかったことから、みこのような人物がウを抱いて埋葬されたとされてきたが、鳥の死骸が自然に埋まった可能性もあるとしている。半世紀以上定着してきた考古学の通説に一石を投じている。