大谷翔平、98年ぶりの偉業 サイクル安打「ツキもあった」

米大リーグ、レイズ戦の7回、中前打を放ち、日本選手として初めてサイクル安打を達成したエンゼルス・大谷翔平=13日、セントピーターズバーグ(共同)

 【セントピーターズバーグ共同】米大リーグで日本選手初のサイクル安打を記録したエンゼルスの大谷翔平(24)が13日、フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールドでレイズ戦終了後に記者会見に臨み「二塁打や本塁打が複数出ても駄目だし、そういうツキみたいなものもあった」と充実の表情で振り返った。

 米記録会社スタッツによると、1900年以降に2勝以上を挙げてサイクル安打を達成した選手は、20、21年のジョージ・シスラーだけで、98年ぶりの記録となった。

 大谷は、記録のかかった七回の第4打席も「重圧はなかった。四球でもいい」と落ち着いていたという。


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