2019年6月12日 06:03 | 無料公開
塗装が完了した日航のエアバスA350初号機=4月29日、フランス・トゥールーズ(エアバス提供)
日航が、欧州航空機大手エアバスの最新鋭機A350の受け入れ準備を加速させている。14日に初号機が羽田空港に到着し、9月の羽田―福岡線でデビューの予定だ。日航は国内、国際線の主要路線に投入しているボーイング777の後継として計31機を導入する方針。次世代の主力となる機体の安全運航に向け、整備の分野では入念な作業が進む。
エアバスは、日航が長年主力機に据えてきた米ボーイングのライバル。旧日本エアシステム(JAS)との統合でエアバス機を引き継いだ経験はあるが、日航としての採用は初だ。国内航空会社がA350を運航するのも初めてとなる。