自民、参院選公約は6本柱 改憲「活発に議論」

参院選の公約を発表する自民党の岸田政調会長=7日午後、東京・永田町の党本部

 自民党は7日、夏の参院選公約を決定した。重点項目は憲法改正など6本柱。改憲は「党内外で議論を活発に行い、衆参の憲法審査会で憲法論議を丁寧に深める」とし「早期の改正を目指す」と明記した。第1の柱で、安倍晋三首相(党総裁)が進める「外交」を前面に打ち出し「日米同盟を一層強固にする」と強調した。表題は令和への改元を踏まえ「日本の明日を切り拓く」とした。

 7日の党総務会で了承し、岸田文雄政調会長が発表した。柱は(1)外交・防衛(2)強い経済(3)安心社会(4)地方創生(5)復興・防災(6)憲法改正―。「令和新時代・伝統とチャレンジ」とのキャッチフレーズも付けた。


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