2019年6月4日 10:18 | 無料公開
【ワシントン共同】中国の研究者がゲノム編集技術を使い双子を誕生させた問題で、改変された遺伝子と同様の変異が先天的にある人は、他の人より寿命が短いとする統計分析の結果を、米カリフォルニア大バークリー校などのチームが3日、米医学誌ネイチャーメディシンに発表した。
中国の研究者はエイズウイルス(HIV)に感染しにくくするために受精卵をゲノム編集したと説明していたが、チームは「(健康上)かなり大きなリスクを伴うことが浮かび上がった」と警鐘を鳴らした。
チームは英国の約41万人のデータを分析。