和歌山・白浜で恒例の砂まつり 砂像の造形美、パンダや「令和」

「第51回砂まつり大会」で制作された、パンダが新元号を発表する様子の砂像=26日午後、和歌山県白浜町

 和歌山県白浜町の白良浜で26日、砂像の造形美を競う「第51回砂まつり大会」があった。今回は新元号やパンダをテーマにした作品が多く、早朝から25チーム約600人が参加し、用意された砂山で作品を仕上げた。

 大阪府泉佐野市から参加した教員の阪本佑介さん(32)のチームは「パンダ官房長官の『令和』発表」というタイトルで、パンダが新元号を発表する様子の砂像を制作。「ササで令和の文字を表現した。パンダの目がかわいらしくできた」と笑顔だった。

 このイベントは、白浜観光協会が白良浜の美しい白砂をPRしようと、北海道の「さっぽろ雪まつり」をヒントに1968年から始めた。


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