2019年5月23日 21:42 | 無料公開
【パリ共同】フランス司法当局は23日までに、カタール・ドーハの世界陸上選手権招致を巡り、サッカーのフランス1部リーグの強豪クラブ、パリ・サンジェルマン(SG)のナセル・ケライフィ会長(カタール)を贈賄容疑者とする正式捜査の開始を決定した。フランスのメディアが伝えた。
収賄容疑が持たれているのはラミン・ディアク前国際陸連会長(セネガル)と息子のパパマッサタ氏。パパマッサタ氏は、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が贈賄の疑いで正式捜査の対象となった2020年東京五輪招致疑惑でも、招致委が支払った金銭の一部を受け取った疑いを持たれている。