新大関貴景勝、再び休場 右膝負傷、異例の事態

貴景勝

 大相撲夏場所を右膝負傷で途中休場し、8日目の19日に再出場したばかりの東大関貴景勝(22)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、千賀ノ浦部屋=が9日目の20日、再び休場することが決まった。角界の看板力士である大関による1場所2度の不戦敗は極めて異例の事態。

 8日目まで3勝3敗2休。このまま休み続けて負け越せば、昇進2場所目となる7月の名古屋場所をかど番で迎える。

 新大関の貴景勝は4日目に小結御嶽海に勝った一番で負傷。「右膝関節内側側副靱帯損傷にて、今後約3週間の加療を要する見込み」との診断で、5日目から休場した。症状が回復したとして再出場したが、8日目は敗れた。


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