体操女子、村上がNHK杯を棄権 世界選手権代表入りは絶望的に

体操のNHK杯を棄権し、スタンドから試合を見つめる村上茉愛=武蔵野の森総合スポーツプラザ

 体操女子で昨年の世界選手権個人総合銀メダリストの村上茉愛(日体ク)が18日、腰痛のため、世界選手権(10月・シュツットガルト=ドイツ)代表選考会を兼ねたNHK杯(武蔵野の森総合スポーツプラザ)を棄権し、代表入りが絶望的になった。日本体操協会の代表5人の選考基準で、女子はNHK杯で少なくとも12位以内に入る必要がある。

 NHK杯は4月の全日本選手権の得点を持ち点に争われ、村上は全日本で2位だった。

 日本女子は今年の世界選手権で2020年東京五輪の団体総合出場枠獲得を目指している。


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