2019年5月16日 21:06 | 無料公開
日本サッカー協会は16日、東京都内で理事会を開き、暴力、暴言の根絶に向けて、指導に関連する懲罰基準を新たに定めた。暴力、体罰で全治1カ月以上の傷害を負わせた場合や、暴言やわいせつ行為を繰り返した指導者には、永久的な活動停止や除名の処分を科す。
同協会は2013年に暴力根絶相談窓口を設置するなど対策を進めてきたが、18年度の通報件数は過去最多の120件に上った。須原清貴専務理事は「本来サッカーを含むスポーツは楽しいもの。体罰、暴言、差別、ハラスメントを完全に根絶したい」と決意を口にした。