2019年5月16日 16:44 | 無料公開
ヘミングウェーがかつて住んだ家を改装した博物館「フィンカ・ビヒア」=2日、キューバ・ハバナ郊外(共同)
カリブ海の社会主義国キューバの首都ハバナ郊外にある米文豪ヘミングウェー(1899〜1961年)がかつて住んだ家を改装した博物館「フィンカ・ビヒア」にこのほど、書籍や写真、手紙など約2万5千点の収蔵品の修復・保存を手掛けるセンターが開設された。
キューバを愛したヘミングウェーは1939年から60年までこの家に住み、代表作「老人と海」などを書いた。死後の63年、カストロ政権によって博物館に生まれ変わった。人気の観光名所で、博物館によると昨年は約13万5千人が訪れた。
オープンから半世紀以上がたち、湿気の多い気候のため収蔵品の劣化が目立ってきた。(ハバナ共同)