令和の大相撲、満員札止めで初日 新時代スタート、角界決意新たに

令和最初の本場所となる大相撲夏場所の初日、たくさんの懸賞が出された貴景勝(右)と遠藤の取組=12日、両国国技館

 令和最初の本場所となる大相撲夏場所が12日、東京都墨田区の両国国技館で入場券完売の満員札止めで初日を迎えた。新時代の国技のスタートに、角界関係者は土俵の充実へ決意を新たにした。

 相撲界は平成後半に八百長問題や暴力問題などが起きたが、人気面は回復。今場所は22歳の貴景勝が新大関で臨むなど、世代交代も注目される。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は協会あいさつで「新しい時代にふさわしい白熱した相撲で、皆さまのご期待にお応えできることと存じます。今後も土俵の充実を念頭に努力してまいります」と述べた。


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