令和最初、夏場所は12日に初日 貴景勝らがV争いか

土俵祭りに臨む(後列右から)鶴竜、豪栄道、貴景勝ら=11日、両国国技館

 大相撲で令和最初の本場所となる夏場所が12日に東京・両国国技館で初日を迎える。第一人者の横綱白鵬が右上腕負傷で休場する中、優勝争いは新大関で注目の貴景勝、一人横綱の鶴竜に加え豪栄道、高安の両大関らによる混戦が予想される。

 11日は国技館で土俵祭りが実施され、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や三役以上の力士らが全15日間の安全を祈願した。22歳の貴景勝には2006年夏場所の白鵬以来となる新大関優勝が懸かる。「場所が始まるから頑張りたい。伸び伸びと自分の相撲を取ることを心掛けたい」と意欲を語った。

 相撲人気は変わらず、既に全日程の前売り券は完売した。


  • LINEで送る