2019年5月10日 09:56 | 無料公開
9日、開発する月着陸機について実物大模型を示して説明するジェフ・ベゾス氏=ワシントン(ロイター=共同)
【ワシントン共同】米インターネット通販大手アマゾン・コムの最高経営責任者(CEO)で宇宙ベンチャー「ブルーオリジン」を創業したジェフ・ベゾス氏は9日、首都ワシントンで独自の月着陸機「ブルームーン」を開発すると発表した。
まずは月面に小型探査車など3・6トンの物資を輸送することを目指す。その後は改良して人を運ぶ構想もあるとした。
トランプ政権は2024年までに月面に宇宙飛行士を送る方針を示している。ロイター通信などによると、ベゾス氏はこのスケジュールで有人月着陸が実現するよう協力できるとした上で、「滞在するために月に行くべきだ」と話した。