東電、原発安全対策工事を公開 柏崎刈羽7号機

 東京電力は9日、柏崎刈羽原発(新潟県)7号機の原子炉建屋につながる「大物搬入口」と呼ばれる建物の解体作業を報道関係者に公開した。

 7号機は再稼働に向けて安全対策工事を実施中で、作業はその一環。大物搬入口は解体して地盤を改良後、耐震性の高い建物に建て替える。

 大物搬入口は幅12メートル、高さ8メートル、長さ24メートルで、使用済み核燃料の搬出時などに使う。同日は、ちりが舞わないよう水が掛けられる中、重機が鉄筋コンクリート製の天井を切断していった。解体は今年4月から始まり、建て替え作業は2020年9月中に終える予定。


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