大相撲の横綱白鵬、夏場所休場 右上腕負傷、調整遅れる

横綱白鵬

 右上腕に負傷を抱える大相撲の東横綱白鵬(34)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が夏場所(12日初日・両国国技館)を休場することになった。9日、師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)が明らかにした。令和最初の本場所は、史上最多42度の優勝を誇る第一人者が不在となる。

 白鵬は全勝で制した先場所の千秋楽に、右上腕の筋肉の一部を断裂するけがを負った。稽古は基本運動が中心で相撲を取ることができず、調整が大幅に遅れていた。

 休場は14日目から休んだ1月の初場所以来、12度目。


  • LINEで送る