演歌歌手の森山愛子が新曲「尾曳の渡し」の発売記念イベントを東京都内で開いた。群馬を舞台にした大人のラブソングを熱唱し、「なかなか北関東が歌の舞台になることは少ない。私も栃木県出身なので、北関東を盛り上げるきっかけになればいいな」とヒットを誓った。

　前作の「会津追分」は、自身最大のヒットを記録した。「初めてのご当地ソングでしたが、地元の方とふれあいが濃くなって、福島でテレビのレギュラーも決まった。言葉は悪いけど、味を占めました」と二匹目のどじょうを狙う。

　尾曳の渡しとは、群馬県館林市の遊覧船のこと。森山は「まだ船に乗っていない」と明かしつつ、「曲に気持ちを乗せて歌っています」とほほ笑んだ。