2019年5月3日 16:45 | 無料公開
試合後取材に応じる大船渡の佐々木朗希投手=岩手県釜石市
高校野球で球速163キロをマークして注目を浴びる大船渡(岩手)の佐々木朗希投手が3日、岩手県釜石市で行われた春季岩手大会沿岸南地区予選の住田戦に先発して3回無失点だった。「4、5割の力で投げた」と、プロ野球スカウトのスピードガンで最速は139キロ。チームは17―2の五回コールドゲーム勝ちで、県大会出場を決めた。
4月の高校日本代表1次候補による合宿で、163キロの剛速球で驚かせた逸材。今春の公式戦初戦には米大リーグ球団スカウトも訪れ、立ち見客も出た。成長期の体への負担を考慮し、力みのないフォームから39球。打者10人から4三振を奪い、単打1本に抑えた。