2019年5月2日 11:12 | 無料公開
インターステラテクノロジズの小型ロケット「MOMO」3号機=4月30日、北海道大樹町
北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」は2日、昼ごろに打ち上げを予定していた小型ロケット「MOMO(モモ)」3号機について、強風のため打ち上げを3日以降に延期すると発表した。
3号機が高度100キロ以上とされる宇宙空間に到達すれば、民間主導で開発したロケットとしては日本で初めて。
4月30日に打ち上げを予定していたが、姿勢制御に使う液体酸素の配管のバルブが閉まらない不具合で延期。インターステラ社によるとバルブに微小な異物が混入したのが原因とみられ、新品に交換した。
機体は全長約10メートル、直径約50センチ、重さ約1トン。