福島原発で合鍵9千本の管理不備 第1の扉に汎用品の南京錠

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 原子力規制委員会は26日、東京電力福島第1原発で、核物質の防護措置が徹底されない違反が2件あったとして、東電に注意文書を出した。昨年12月、1号機の原子炉建屋につながる扉に汎用品の南京錠が使われ、事務棟のキャビネットなどから、厳重に管理されていない合鍵が約9050本見つかったという。

 この扉は2011年の東日本大震災で変形。12年5月からはチェーンをくくり付け、南京錠を取り付けることで本来の錠の代わりにしていたという。

 昨年11月には、東電社員が同建屋にある別の扉の鍵1本をレジ袋に入れて着替えていたところ、同僚がゴミと誤認して捨てた。